元左利きによる無印良品の万年筆レビュー、ついでに極めてみちゃう?
文房具好きの皆さん、こんにちは。
無印良品の万年筆を使ってしばらく経ったので、簡単にレビューでもしてみようと思います。
買った時の記事はコチラ↓
万年筆のレビューの前に、ちょっと寄り道してもいいですか
完全な右利きになるべく練習中のももしろですが、まだまだ重要な書類などには右手が使えるレベルには達していません。でも元の左手とほとんど変わらないくらいには書けるようになってきてます。どこが悪いのか自分の弱点もある程度見えてます。
しかし
オラもっと強くなりてぇ
そこで本屋さんで見つけたこれですよ(無印の万年筆とパシャリ)
万年筆ってなんぞ
万年筆っていつからあるの?
そもそも万年筆っていうのは、元々は文字を書く人向けに作られたペンだと言われています。その歴史は古く、紀元前2400年エジプトのモノが万年筆のルーツであるとされています。
万年筆の歴史 より
日本では1828年に日本初の万年筆が登場しました。
すごいね
万年筆はどういう人向き?
誰でもいいと思います。
…と、こんな適当に返してたら怒られちゃうね
万年筆はその見た目から
『高級そう』『手入れが難しそう』『ボールペンでいいじゃん』
こういった声が多く聞こえますよね
実際にこれ読んでくださってる人の中にもこんな考えが思い浮かぶ人、いると思います。
当然ですよね、今は手入れ要らずで軽く書けて種類も豊富なボールペンがあるんですから。
でも私たち文房具好きはあえて万年筆を好んで使う人もいます
ボールペンとは違って、万年筆は一生ものと言われています。
それがロマンとなって使い続ける人もいれば、その書きやすさから使う人もいます。
ちなみに私は見た目がカッコいいから使ってますよ!
あの独特なペン先、カッコいいですよねぇ!もちろん書きやすさも重視してます!
結論、万年筆は万年筆の良さがあります。敷居は高く見えるかもしれないけど、みんな使っていいんです!気楽に使ってみてロマンを探してみてはいかがでしょう?
万年筆初心者さんのための万年筆、あります
PILOTさんより カクノ
万年筆で簡単美文字体験
万年筆なら「ね?簡単でしょ?」が味わえる
ここから本題!長かったね!
皆さん日本語って書けますよね
難しいですよね、ひらがなとか漢字とか
そんな日本の文字、元々は筆で書かれていました。
昔々、中国から漢字が伝わって、日本でそれが崩されて楷書になって…
他にも行書とか草書とかよくわかんないのがたくさんあります。
(歴史は苦手なので詳しくは皆さんの記憶にお任せしますね!)
ということから、日本で美文字とされるモノは筆で書かれたものを指すことが多いです。
最近でも同じですよね。一般的な美文字は止め・はね・払いとかがしっかりしてて、隙間が等間隔で、右上がり15°だったりと。これは筆で書かれていた時の特徴で、時が流れて現代の鉛筆、シャーペン、ボールペンでも受け継がれていますよね。
ただ、書く媒体が筆からペンへと進化しました。それだけです。
そこで万年筆です!
万年筆ならこの美文字の名残を簡単に取り戻せるんです!筆要らず!!
何でかって気になりますよね
何故なら
万年筆は最も毛筆に近いペンだからです!
ってこの本に書いてありました。
万年筆は筆圧が要りません。弱く書けば細い線、強く書けばキリっとした線が引けるのが特徴です。他にもあります
この特徴を活かせば簡単に今話したような美文字が書けるようになるんです。
まぁ多少はお手本を見て書いたりしなきゃいけませんけど…でもボールペンや鉛筆では出しにくい味を出すことが簡単にできます。
この時点で
ね?簡単でしょ?
ってなる理由がわかるかと思います。
わかったかな?
本にどんなことが書いてある?
今言ったようなことが詳しーーーーーくわかりやすく書いてあります
冒頭部分だけでも面白かったです。万年筆に興味ある方は是非冒頭だけでもいかがですか。
この他にも、お手入れ方法でしたり、万年筆の選び方、紙とインクの選び方、試し書きの方法など、かなり丁寧に書かれています。
あとは実践です。
楷書、行書、ひらがなカタカナ、数字があります。
お手本の文字も綺麗でモチベーション上がりますよ~
お手本大事
最後には練習用冊子が付いてきます。何回も練習したい時はコピーして使いましょう
この本素晴らしい
なんとなくで買っちゃいましたけど、すんばらしかったです。
まだじっくり練習出来てませんけど、万年筆の使い方、書き方はこの本一冊で一通りわかると思います。オススメだよ!!
お値段1000円!
皆さんも1000円で美文字になりませんか?(笑)
無印の万年筆どうよ
お待たせしました。寄り道から帰ってきました。
結論から言いましょう
買ってよかった
うん、ほんと。これは買って正解でした
簡単に説明しますね
書き味
サラーって書けます。スッって書けます
何せ筆圧要らないんですから、パソコンに挟まって浮いた状態の紙にも書けます。指2本で摘まんだ状態でも書けます。
これは他の万年筆にも言えますが、無印の万年筆はちょっと重めなのでこれがやりやすいです。
ペン先も程よくカリカリしてくれて『書いてる感』がよくわかります。
私自身、万年筆はこれで3本目になりますが、一番万年筆っぽくて「あ、書きたい」ってなる万年筆でした。オススメ
ちなみに他2本はPILOTさんのカクノとPLATINUMさんのpreppyです(共に中字)
無印万年筆、正直書き味と見た目がこれだけ良ければ大満足です。
使い道
主に日記とメモですかね
日記は雑に書いても読むのは自分なので、たまに読めない字とかもシャカシャカ書いてます。楽しくなりますw
メモは電話してる時とかに真価を発揮しますかね。
何度も言いますが、ペンの重みだけで筆圧要りませんから紙さえ固定してあれば対応出来ます。
まとめ
本と万年筆、どちらも買って大満足でした。
いい買い物すると嬉しいですね!万年筆に興味出ました?
もしこの記事を見て買ってみたよ!って人が居ればこちらとしても嬉しいです!
次は自分の文字を満足させるために頑張ろう
それではー!